就業規則は派遣用に必要か

それぞれの会社で定められている就業規則は、社員が10人以上の場合は作成し届け出る義務がありますが、9人以下の社員の場合は届け出る義務はありません。

これは法律上の決まりとなっており、規模の小さな会社でもその職場での規則に関しては必要なものであり、社員ごとのここに対応出来る取り決めも作成することも出来ます。

それでは派遣社員に対しての就業規則は作成する必要があるのかと言うと、特にその義務はありません。

会社内で従業員に対する取り決めがあれば法的にはそれで成り立ちますが、これだけであれば一般の社員に適用すべき就業規則も派遣社員に対して適用することとなり、一般社員と派遣社員を区別する取り決めが必要であれば、派遣社員用の就業規則を作成することも可能です。

また規則の作成まで至らなくとも、派遣社員について個々に約束事を交わすことも出来ます。会社全体における就業規則について一般の社員用に作成されたものがあるとして、一部の内容には派遣社員にとっては適用されない決まりがあったとすると、やはり一般社員とは別の取り決めを行うべく、就業規則を別に作成する必要があるでしょう。

一般社員と派遣社員を定義づけして、両者を区分する必要があります。またどちらかに適用されない項目があればそれらを取りまとめて別々に作成、または改変を行います。

両者に対して適用する項目についてはどちらも記載することで問題なく取り決めが行えます。規則の冒頭ではこの規則が誰に適用するものなのかを明確に記載するようにします。